泡沫webディレクター お仕事日記
大阪と神戸でwebディレクター・デザイナー・その他色々やっている「Sponge Design スポンジデザイン」のブログです。

効率的なサイト制作のための
Dreamweaverの教科書

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効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書」読了。
Dreamweaver(CS4/5)の機能説明と、実際にサンプルサイトを制作する手順説明がメインコンテンツです。

DreamweaverはMXから使用していますが、当時はイマイチ使い勝手が良くなった機能や、使い方がよくわからなかったままになっている機能等は、CS5を使っている今もそのまま使っていなかったので、知らないことがけっこうありました。こんなに便利になってたんだなぁと。
(考えてみればDreamweaverの解説書買ったのもMX使ってたとき以来です。)

前記事にも書きましたが、Backlogのバージョン管理機能(Subversion)を使いたくてDreamweaverの設定方法を知りたかったのですが、本書にSubversionの解説は1ページほどしかなかったものの、画像があったのですっきり解決。

後半のサイト制作の手順については、意外にも私がやってる流れ・方法とあまり違いがなかったので安心しました。
(私はCSSもhtmlも外部エディタもしくはコードビューで手打ちですが、制作の流れやCSSの設定方法などはほぼ同じでした)
ずっとネットで調べた方法&自己流でかつ同じ方法で2年以上やっているし、そろそろ古びてきたんじゃないかと思っていましたが、意外にそうでもないのかなー。
それとも、CSSハックについてもあまりつっこまれていなかった点から考えるに、やはり、CSSレイアウトを始めたばかりの人向けに基本に忠実に説明している、ということなのかもしれません。

ところで、yuga.jsが紹介されてたのも嬉しかったなぁー。
私も好きでよく使わせていただいています。

アマゾンの書評にもありますが、ある程度実務で使っている人でもリファレンスとして使えるし、HTML5やiPhone/iPadなどに対応した最新のトピックもあり、これからDreamweaverを使おうという人でもサイト制作の手順を見ながら実際に習得することもできる、対象が広範囲でありながら使い勝手の良い本だと思います。
また、制作後のブラウザでのチェック方法、Zen-Codingなどの拡張機能などにも言及されていて、確かに「Dreamweaverの解説書」ではなく「効率的なサイト制作のための解説書」だと思いました。


Posted by sponge design on 9/19, 2010 :: Categories


Backlogでバージョン管理 試用中

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もうだいぶ前になりますか、Dropboxのバージョン管理機能が30日間限定になって以来、とりあえずはファイルを別名保存にしていたものの…やっぱりスマートじゃない。

以前勤めていた会社ではVisual SourceSafeを使っていたのだけれども、サーバ管理者にまかせっぱなしで全然わかってなかった。
自分のMacでバージョン管理するにはどうしたらいいかちょっと調べてみて、Version Cueや、SubversionのGUIクライアントVersionsを使ってみたものの、なんだか直感でうまく使えないというか。
できればローカルで管理したかったので、うまくVersion Cueを使えたら言うことなかったんだけど、何せ動作が重すぎ。
(Version CueはCS5からなくなったらしい。今ググって知った)

ところで、バージョン管理と合わせてプロジェクト共有のツールも以前から探していて、たまたま知ったBacklogにバージョン管理機能があるではないですか。
使い方は、Dreamweaver CS5にある「サイト設定」→「バージョンコントロール」でBacklogのリポジトリパスを設定するだけ。かんたーん。

dreamweaverサイト設定

backlogの画面

ちょうど始まるプロジェクトがあったので、クライアントにもBacklogの試用をお願いしてみた。
とはいえ、私とクライアント2人だけでやりとりしていた小プロジェクトだったので、連絡事項などはいちいち先方にBacklogにログインしてもらうお手間をかけさせるよりは、ふつーにメールを使った方が効率は良かった。
でも、先方メールサーバーの容量制限でファイル転送サービスを使ってらっしゃったので、Backlogでファイルのやりとりができただけでもひと手間減ったかな、とは思った。

無料プランだったので諸々制限あるものの、けっこう使えるな、という印象で、有料プランを検討中。

ちなみに、バージョン管理につきもののファイル比較をDreamweaver CS5でするには、以下のページを参考にさせていただき設定した。
http://dreamweaver.cc/blog/archives/post_35.html

↑の本は購入して2/3ぐらい読んだところ。終わったらまた感想書きます。


Posted by sponge design on 9/16, 2010 :: Categories いろいろ


続・CSS Nite redux, Vol.1 に参加してきました

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Google Analyticsのメニューや用語を知らなかったら、ついて行くのが厳しそうな内容でした。
事前に案内メールで「大内さんの著書を事前に目を通されることをオススメします。」とありましたが、まさに。

私は、ちょっとフィルタ使ったり、自分なりに指標を見てはちょこちょこ改善してみたり…というようなことを月に1〜2回やる程度のユーザーですが、「できる100ワザ Google Analytics 増補改訂版」を1月に購入する前は、Google Analyticsと解析についての本を読んで「なるほどなー」とは思えても、いざ自分のサイトとなると、さて、何しましょう、という感じで数字に惑わされまくってました。

今回のセミナーに参加してみて、相変わらず惑わされてるなーと改めて思ったのが、

第1部「指標によってサイトは変わる」

1.新規とリピーター

リピーターといっても、初めて来た日に2回目以降の訪問があったら新規ユーザーのようなもの

2.離脱時にユーザーは意識していない

→ こちらが希望する経路内での離脱以外は、有効な指標として意識する必要はないのではないか?

の2点。大変参考になりました。

アドバンスセグメント/カスタムレポートの説明後、GAではデフォルトで出ない月次レポートをカスタムレポートで作る方法を教えていただき「おおー」となり、1部が終了。
カスタムレポートを極めたいものです。

第2部「ユーザー行動を明確にする設定」

トラッキングコードの説明や目標設定方法、キャンペーン変数についての説明は確認する意味で聞いていましたが、それをこう使う!のところでまたメモメモ。

1.twitterクライアントから流入するとGAはtwitterからだと判別できない

→ キャンペーン変数を設定した短縮URLを貼る

2.メールからの流入計測

a.キャンペーン変数を使う
→ よく聞く方法

b.簡易パラメーター+ サイト内検索機能を使う
→ URLの最後に「?mm=xxx」を追加して、mmをサイト内検索のパラメータとして登録
(※mm/xxxは任意の文字列)

なるほどっ!
参照元は出ないけど、自分はメールだとわかっているので問題なしですね。
(2010-09-08追記:あとで上記の著書を読み直したらどちらも書いてありました… 最初に読んだときにbの意味がわかってなかったのですな、たぶん)

その他カスタム変数の使い方やサブドメイン/別ドメイン間での計測についての説明があり、2部終了。

第3部「Google Analytics分析とセグメント」

セグメント設定のポイント説明の後、待ってましたの実践編です。

CSS Nite LP, Disk 10」でもアユダンテの安川氏と一緒に実在のサイトを解析してらっしゃいましたが、今回は大内氏のクライアント2社が提供してくださった数値を元に質問が出され、セミナー参加者が考える形式です。

1社目の方は隣の方と答え合わせをしても割と意見が合って正解にも近かったんですが、2社目が全然あかんかった(笑)。
自分は思い込みが強いんだなとよくわかりました。
もっとユーザーの気持ちに寄り添わないと…。

LP10ではアユダンテのお2人が解析&改善案を出していたので、当たり前ですが今回より内容はずっと専門的かつ難しかったです。
そして本と同じで、私は聞いていて感心したり納得したりしていたのですが、実践では本当にまだまだだということが身にしみました。

しかし、最後に鷹野氏がおっしゃっていた「探偵みたい」に同感。
面白いですね、解析は。

CSS Nite redux, Vol.1


Posted by sponge design on 9/6, 2010 :: Categories セミナー・勉強会など


CSS Nite redux, Vol.1 に参加してきました

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CSS Nite redux, Vol.1 に参加してきました。

関西で大内氏のお話を聞けるなんて、この機会を逃すわけにはいかん!と、開催が発表されて即申し込みをしたのですが、意外にも当日参加枠があったとのことで。

鷹野氏も、東京のイベント(CSS Nite LP, Disk 10のことだと思われます。 2010-09-05追記:フォローアップメールによればCSS Nite LP, Disk 8でした。)ではあんなに人がいたのに…的なことをおっしゃっていましたが、私も今回ほど東京と関西のweb解析に対する興味の温度差を感じたことはなかったです…。

有料かつそれなりの金額だということは、関西人にとっては参加をためらう大きな要因ではないかと思いますけど。(会社が出してくれないんだろうなーと予想)

私は、今の今、web解析のことを勉強しなかったら一生乗り遅れるんじゃないかという危機感がありまして、今年はせっせと参加しています。
いくらセミナー/イベントに行ったって、これを役立つ知識にできるかどうかは自分次第なのはもちろんですが、とりあえず、ネットやなんかでweb解析の記事を読んでも、1年前よりは話の内容についていけるようになったかなぁ…と感じています。

今日のセミナーについての感想等は、後日。


Posted by sponge design on 9/4, 2010 :: Categories セミナー・勉強会など