泡沫webディレクター お仕事日記
大阪と神戸でwebディレクター・デザイナー・その他色々やっている「Sponge Design スポンジデザイン」のブログです。

課題

途中まで書いたエントリー消しちまった。
気を取り直して。

明日、出勤が憂鬱だ。(冒頭から消えたエントリーとは変えてみた。違った気持ちになれるかもという期待で)
ブログ等でなんだか考えてる風なことを色々書いているけれど、私は楽天的で、週末またいでまであんまり落ち込みを継続することはないのだけれど、今週末は考え続けている。


現在休職している人がディレクションしていた案件があって、デザインとコーディングはPC版を私が、モバイル版は同僚さんが担当した。
サイトオープン時期と前後してディレクターが休職したので、その後のフォローは私が担当になった。

オープン直後は更新方法などで色々と問い合わせが来ていて私が電話を受けると、更新担当の現場の方々がなんだかサイト全体に対して不満があるっぽい。
「なんでこういう構成なのか」みたいな質問や「○○なところを××するようにしてほしい」などの要望が相次いで「??」
お客さん側の担当者=社長 なので、「御社の社長からOK出してもらって制作しているんですが」と返答したのだけれど、なんだか現場と社長の意思疎通ができてないなーとイヤな予感がした。

うちの社内の認識としては、お客さんには予算がないということで、PC分だけでも既に工数オーバーになるギリギリの見積もり金額なのに、モバイル分の料金は0円にして(ディレクターの判断)受注した。
0円のモバイルサイトなので、当然おまけ扱い。ディレクターはそれでいいという指示。
その中で私と同僚さんは残業して良いサイトになるよう制作していたつもりなので、いきなり不満をぶつけられて戸惑った。

そして先週末、先方社長から電話があり、「今日の幹部会議でみんなから“なんでこんなホームページを作ったんや”って責められたので、ぼくの給料を減額することで納得してもらった」って。ええー!?
社長も社内で責められた直後でちょっと興奮気味で、うちの会社に当たりたかったのだろうけれど、電話で延々1時間以上サイトへの不満や今後こうしたい、ああしたい、などを伝えられ、疲労困憊した。

しかし、本音で色々話してくれるお客さんっていうのはありがたいもので、おかしいなーと思ってたことが良くわかった。
休職中のディレクターが社内に指示してたことと、お客さんの気持ちはかなり温度差があるってことと、ワンマン経営者でITに疎い社長は「ホームページ」と「実店舗」を全く別ものとして扱っている割には、ホームページの集客に多大な期待をしていた。
そしてチラシなどの印刷物もホームページとは全然連携せずに独立した広告物として配布している。

私は「ホームページも部署(または支店)の1つ」という意識をもってもらおうと思って色々話してみたのだけれど、これがなかなか難しいのだ。
ホームページ内での改善点じゃなくて、印刷物や店舗との連携について提案をすると、「経営計画はぼくが考える」「提案はいらない」とばっさり拒否(笑)。
まぁ社長は前ディレクターとは個人的なつきあいもあったから、私の言うことが前ディレクターと違ってて信用できないんだろうけどさ…。

私も急に1時間も怒られて混乱したのでうまく返答できなかったのが悔やまれ、土日はほとんど寝られなかった。
会社として発言がブレるのは良くないとは思うんだけれども、やっぱり私は有効にwebを使ってもらいたいので、前担当者と違う提案をし続けたいとは思っている。

さーて、これからどういう風にもっていくかなー。
こういうとき、特に女は信用されるの大変なんだよねー。


Posted by sponge design on 11/30, 2009 :: Categories 仕事

コメントはこちらから↓  トラックバック

コメント

コメントは下のボックスにどうぞ: