泡沫webディレクター お仕事日記
大阪と神戸でwebディレクター・デザイナー・その他色々やっている「Sponge Design スポンジデザイン」のブログです。

最近思うこと

以前、印刷物のデザインしていたとき、受注するものに対してのノルマ、例えばパンフレットのデザイン発注に対して問い合わせ○件必須、なんてことは言われたことがなかった。
今でも時々印刷物デザインやるけれど、やっぱりない。

なのに、web業界の場合、同じ「ディレクター職」もしくは「デザイナー職」であっても、求められるスキルの幅と高さはどうよー。

誰もがSEO、SEOと言っていた少し前は、たぶんまだ「駆け出しデザイナー」でもついていけていた。
サイト内外のSEO施策をすることである程度結果も出たし、お客さんも納得してくれていたと思う。(もちろん今でもその技術は必要だとは思うけれど)

さて、じゃー 誰もが同じことをしている今は、上記のことだけではもうアドバンテージがなくなった。

で、今は効果的な施策をする前の、高度はweb解析技術が求められている。ようです。
アクセス解析ツールの選定から収集するデータの解析技術や見せ方、社内でのプレゼン技術(もちろん改善計画と実行、当然成果も〜)など、もうとっくにwebデザイナーやwebディレクターが兼任でやれる範囲を超えているぜー。

大きい会社では当然専任で以前からやっている人がいるのでしょうが、私がいる会社やお客さん達にはアナリストを雇う余裕はないわけで、この盛りだくさんの求められっぷり…。
しかも、求められるスキルに対してえらく給料が安い。
とっかかりがwebデザイナーなどの、いわゆる「人気のクリエイター職」だからではないかと想像している。
(↑私自身の経験だけで言っています)

今読んでいる「Webアナリスト養成講座」にも、制作者とwebアナリストは別の職業として扱われているし、日本でもそういう状況になりつつあるのは感じているけれど、何せwebアナリストだけで食ってる、という人をネット以外で見たことがない。

単に私があまり業界の人と交流していないからかもしれないけれど。


Posted by sponge design on 11/27, 2009 :: Categories 仕事

コメントはこちらから↓  トラックバック

コメント

コメントは下のボックスにどうぞ: