昨日、思ったこと。
昨日、考えがまとまらないけど表に出してみる。を読んで、思ったこと。
実は私も…
最近、「教えること」を本業のひとつの柱にしようかなと考え始めたところでした。
クライアントには、社内に専門のデザイナーがおらず、社員さんが自分の業務と並行してwebを含めた広告物をがんばって作っておられる、というケースがよくあります。
これまでもwebサイト制作のやりとりついでにご担当者からお悩みを伺ったりはしていましたが、納品が終わってしばらくたってしまったら、そのサイトに関する質問や依頼がないのに関係ないことだけを質問する、というのはなかなかしづらいと思ってらっしゃるのはわかっていました。(私はウェルカムなんですが)
ところで、少し前に長いおつきあいのあるクライアントから
「社内で独学でデザインをがんばってくれている人がもうちょっとスキルアップしたいようだが、そういうことが習えるスクールを知りませんか?」
という内容のご相談を受けました。
ご担当者ご本人以外からこのような相談は始めてでした。
ちょっと調べたところ、プロのデザイナーを「目指してない」人のためのスクールは見つけられず。
もっと探せばあったのかもしれませんが、スクール・学校は基本的に決まった時間に通わないといけないですよね。
プロになりたいわけじゃない人がそこまで費用と時間をかけるか、というと… きっとtoo muchなんだろうな、と。
ならば。
フリーランスなら時間の融通もきくし、知りたいことだけピンポイントでお教えすることが可能なんでは、と思ったわけです。
webや印刷物にかぎらず、企画書だってなんだって「もうちょっとかっこよくしたい」というご要望ってけっこうありそうな気がしています。
身近には、制作会社に依頼せずに社内でwebサイトを制作されている(ブログだけというのも含めて)ケースもよくあるのですが、今までは相談があればお答えするという姿勢でした。
でも、ある程度系統だてて基礎からご担当者にお教えしたら、いちいち悩んだり私に相談したりしなくて良くなって、結果的に時間や経費の節約になるかもしれません。
年が明けて、そんなことをまとまりなく考えていたところで、でぐちさんの上記記事を読みました。(やっと戻った)
読んで気づいた
私は上記のように、お教えする対象は社会人だと思い込んでいましたが、主婦や学生を対象にっていう理由を読んで、そういえばそうやなと。
去年から専門学校で講師をやらせていただいていますが、はじめは生徒さんたちはデジタル・ネイティブだからwebもITもみんなバリバリなんだろうと思いこんでいました。
でも見ていたら、これまでに学校で教えてもらっていてもフォローが必要な人がけっこういるのだな、と気づいたのです。
(毎日のことなのでPCはすぐ使えるようになります。デジタル・ネイティブだからというより若いからかも)
それでも次世代を担う学生さんたちはwebやITを活用していかなくてはいけないし、私も活用していって欲しいと思っています。
だから、学生さんを対象にっていうのはとてもいいなぁと。
主婦についても、まぁ自分(既婚)も働きやすいから自宅フリーランスを選択しているわけなので。
先日「ウェブ業界と女性の活躍 -ウェブコンサルタントサミット002-の「開催背景」を読んで、改めてなるほどなーと思ってたところです。
そのように違う時期にバラバラに、漠然と思っていたことが、昨日しゅーっとひとつにまとまりました。
では、やってみよう。
まずは業務案内に「社内ご担当者様 スキルアップのお手伝い」の項目を増やしました!
web運営のコンサルではなく、デザインの基礎やサイトの効率的な更新方法、アプリケーションのTipsなど、日々の業務に効くものを目指しています。
学生さんや主婦の方もご依頼があればご参ります。
が、いきなりマンツーマンに近い形だと色んな意味で依頼しづらい気もするので、まずはまとまった人数を集められるようなサービスを考えた方がいいかもしれません。
皆様よろしくお願いします。
でぐちさん、考えるきっかけを作っていただいてありがとうございました。
今年の目標がひとつ、できました。
Posted by sponge design on 1/8, 2015 :: Categories 仕事
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